森の子だより

かぶとざっそうくんとチューリップ

2016年11月2日 15時28分

冬を感じさせる寒気が入ってきました。
イイギリの木の実も一段と赤くなり

人知れず大きくなっていた
サンポウカンの青い実はきゅっと皮を
堅くするような一日。


3歳わかば組は、空の庭に、
自分たちが種まきした畑のかぶの様子を
見に行きました。

かぶの葉っぱは緑鮮やかに大きくなって
いました。
白いかぶの頭が見えて
      子どもたちは大喜び!

かぶのために、 
 「ざっそうくん ありがとう さようなら」
          の雑草抜きをしました。


園庭に戻り、出会う人みんなに
ざっそうくん さよならした と自慢し
一輪だけ手折ることを許された
キバナコスモスを見せびらかし、
部屋の前にある伸び悩みのかぶを
ちらっと見つめました。

そのあと、チューリップの球根を植えました。

かぶとざっそうくんとチューリップ
大きくなったかぶよりも大きい球根。
さよならするざっそうくんと、一輪のコスモス

世の中の矛盾や不思議や違いを
自然とのかかわりで感じ取り、受け入れ
ていく3歳わかば組。
子どもの哲学と価値観が
生活の中で生まれていきます。